ボリンジャーバンドと移動平均線を組み合わせた手法が最強?
ボリンジャーバンドと移動平均線ってFX初心者でも聞いたことがあるインディケータではないでしょうか?
実際に検索で「ボリンジャーバンドと移動平均線」と検索すると、さも「ボリンジャーバンドと移動平均線が最強」というタイトルが出てくるんですよねw
まぁ、私のタイトルにも「最強」という文字を使っていますが・・・。
ということで、EA開発者のサボがボリンジャーバンドと移動平均線の組み合わせが最強なのかを徹底調査してみました!
※この手法については、サボ独自で考えたわけではなく、ネット上にあるボリンジャーバンドと移動平均線の手法について、本当に勝てるのかどうかの検証になります。
ボリンジャーバンドと移動平均線の手法ってどんなもの?
ボリンジャーバンドと移動平均線の手法ってそんなに難しくないんだよね?
はい、単純な手法なので、だれでも簡単にできちゃいます。
そんな手法が最強なの?
ま、まぁ、、、それを検証していきますので、ご覧ください。
まずは、手法について。
買い
ボリンジャーバンドの中心線が上向きで、移動平均線の期間5がボリンジャーバンドの+1σを上抜けしたとき。
決済はボリンジャーバンドの+1σ内に移動平均線の期間5が入ってきたとき。
売り
ボリンジャーバンドの中心線が下向きで、移動平均線の期間5がボリンジャーバンドの-1σを下抜けしたとき。
決済はボリンジャーバンドの-1σ内に移動平均線の期間5が入ってきたとき。
簡単な手法ね。
確かに簡単な手法なのです。
こんな簡単な手法が本当に勝てるのかを検証していきます。
検証はどうやってやったの?
検証はEAをつくり、バックテストでの検証になります。
USDJPYの5分足での検証です。
※くどいようですが、この手法はサボ独自が開発・考えた手法ではなく、ネット上で紹介されている手法が本当に勝てるのかどうかを検証しています。
ボリンジャーバンドと移動平均線のクロスのバックテスト結果
先ほどの手法通りのEAを作りました。
結果はこちら。
びっくりするぐらいの右肩下がりw
どうなってんのよ!!なめてんの?
す、すみません。。。なめてはないんですが、実際の結果になります。。。
ということで、結果は結果。
もう少し詳しくチャートを見てみましょう。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
こういったトレンドが発生している箇所であれば、勝てることは勝てます。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
ただし、レンジには激弱です。
移動平均線は実際のローソク足より若干の遅れがあるので、ブレイクした次の足には1σの内側に戻ってきたりします。
まぁ、これをEAで稼働させたら、ただの損失製造機ですw
ボリンジャーバンド×移動平均線+パーフェクトオーダー
先ほどのボリンジャーバンドと移動平均線のクロスに、さらにパーフェクトオーダーをフィルターで掛けたものになります。
パーフェクトオーダーの期間は20、75、200としています。
結果はこちら。
相変わらずの右肩下がり!!
※青〇がロングで赤〇がショートです。
このように、やはりレンジになると負けが続きますね。
こりゃダメですねw
それでは、最後にこちら。
ボリンジャーバンド×移動平均線+パーフェクトオーダー+上位足の1時間足
先ほどの手法に、さらに上位足1時間のフィルターを掛けました。
上位足1時間足のボリンジャーバンド1σの外側にいるときにエントリーできるというEAです。
結果はこちら。
ん~残念!!
全然ダメですね。
まとめ
結果は、、、
ボリンジャーバンドと移動平均線のクロスでは勝てない!!
これが今回の結果となりました。
ただし、これはあくまでもEAで稼働させた場合および今回の検証結果です。
裁量でやる場合は、トレンドを確認しながら、レンジはなるべく排除しながら・・・と工夫しながらやれば、勝てない手法ではないかと思います。
もちろん、EAでも改良すれば良くなるかもしれませんね。
ということで、ボリンジャーバンドと移動平均線の検証はここまで!
せっかくなので、サインツールでも作ろうかなぁ~と思っていますので、お楽しみに!!
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