ボリンジャーバンドとCCIの手法を検証してみました。
CCI自体はRSIよりも有名じゃありませんよね。
実際にこの検証をするまで、サボも使用したことなかったですしw
そんなボリンジャーバンドとCCIの最強説が本当なのか、EA開発者のサボがEA化して検証してみた結果です。
ボリンジャーバンドとCCIの手法ってどんな手法?
ボリンジャーバンドはよく聞くけど、CCIってあまり聞かないわね。
RSIとCCIの大きな違いは?
ざっくり簡単に言うと、CCIの方が動きがハッキリしていて、買われすぎ・売られすぎ(±100)の領域に入る回数が多いです。
RSIは鈍感でCCIは敏感みたいな感じ?
だいたいそんな感じです。両方をチャート上で見比べてみても、全然違うインディケーターって感じではないんです。一番上からローソク足、RSI、CCIの順番になっています。(薄くて少し見ずらいですね・・・。)
確かに似てるわね。
今回はそんなRSIと似ているCCIを使った手法を試していきます。
ボリンジャーバンドとCCIの第一の手法
まずは第一の手法について。
買い
ローソク足の確定足がボリンジャーバンドの+1σ以上に位置し、CCIが+100を上回ったらエントリー。
決済はローソク足の確定足がボリンジャーバンドの+2σを超える、損切は移動平均線20MAを下回った時。
売り
ローソク足の確定足がボリンジャーバンドの-1σ以上に位置し、CCIが-100を上回ったらエントリー。
決済はローソク足の確定足がボリンジャーバンドの-2σを超える、損切は移動平均線20MAを上回った時。
順張り?
その通り、順張りトレードです。
今回も検証はEAで行い、バックテストの結果で判断しています。
USDJPYのの5分足での検証結果です。
ボリンジャーバンド1σ×CCI100のバックテスト結果
先ほど紹介した手法のEAを作ってみました。
バックテストの結果はこちらです。
まぁ、見事な右肩下がりね。
さすがにこの右肩下がりはどうにもならなさそうですね。
とりあえず、チャートも見てみましょう。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
順張りだけど、こういったトレンドが発生しているところでも、負けちゃいます。
ちょうどエントリーしたタイミングで押し目・戻りに入られるとすぐに損切ですね。
順張りトレードだけど、順張りのタイミングで勝ててないと、ちょっと難しいですね・・・。
ボリンジャーバンドとCCIの第二の手法
それでは、次の手法です。
買い
ローソク足の確定足がボリンジャーバンドの-2σ以上に位置し、CCIが-200を下回ったらエントリー。
決済はローソク足の確定足が移動平均線20MAを上回った時。
売り
ローソク足の確定足がボリンジャーバンドの+2σ以上に位置し、CCIが+200を上回ったらエントリー。
決済はローソク足の確定足が移動平均線20MAを下回った時。
これは逆張りね。RSIの時と似ているわね。
はい、RSIのときとほとんど同じようなトレードです。利確幅は少し狭めになります。
ボリンジャーバンド2σ×CCI200のバックテスト結果
バックテスト結果はこちら。
ん~こちらも右肩下がり。
それではチャートを見てみましょう。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
こういったレンジを形成しているときは、まだ勝てるようです。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
ただ、トレンドが発生すると、持っていかれますね。(負け)
それでは、ちょっとだけフィルターを入れてみましょう。
ボリンジャーバンド2σ×CCI200+移動平均線
先ほどの手法に移動平均線200MAの傾きをフィルターで入れてみました。
移動平均線200MAが上向きの時は買い、下向きの時は売りのみのフィルターです。
結果はこちら。
まったくもってダメな右肩下がりですねw
まとめ
今回のボリンジャーバンドとCCI手法では良い結果は出ませんでした!
もうちょっと煮詰めていけば、良い手法もできるかもしれませんが・・・。
ということで、今回の検証はここまで!
ボリンジャーバンドはCCIよりもRSIの方が相性が良さそうですね!
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