ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせた手法が最強?
ボリンジャーバンドと変わらないぐらい有名なインディケータがRSIですよね。
「ボリンジャーバンドとRSI」と検索すると、だいたい似通った手法が出てきます。
そんなボリンジャーバンドとRSIの組み合わせが本当に最強なのかをEA開発者のサボが手法をEA化して検証してみました!
ボリンジャーバンドとRSIの手法ってどんな手法なの?
ボリンジャーバンドとRSIだから単純な手法なのよね?
その通りです。難しく考える必要もなく、だれでも真似できちゃう手法です。
じゃあ、だれでも勝てちゃうの?
ま、まぁ・・・そんな単純な話しでもありませんが・・・。とりあえず、検証結果をご覧ください。
今回のボリンジャーバンドとRSIの手法は2つ試しています。
それぞれ検証結果を載せていますので、ご参考にしてみてください。
ボリンジャーバンドとRSIの第一の手法
まずは手法について。
買い
ローソク足の確定足がボリンジャーバンドの-2σにタッチし、RSI30%以下の時に買いエントリー。
決済はローソク足の確定足がボリンジャーバンドの+2σにタッチした時。
売り
ローソク足の確定足がボリンジャーバンドの+2σにタッチし、RSI70%以上の時に買いエントリー。
決済はローソク足の確定足がボリンジャーバンドの-2σにタッチした時。
よくある手法ね。
そうなんです。よくある手法で、簡単ですよね。
まずはこの手法を本当に勝てるのか検証していきます。
検証は何でしたの?
今回も検証はEAをつくり、バックテストでの検証です。
USDJPYの5分足での検証結果になります。
ボリンジャーバンド2σ×RSI70のバックテスト結果
先ほどの手法通りのEAを作ってみました。
結果はこちらです。
ムムム・・・。
なに?なにがムムムなの?
い、いえ。今回は右肩下がりというわけではなく、横ばいのように見えるので、少しイジリがいがありますね。
まずはいじる前に検証結果のチャートを見てみましょう。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
トレンドというよりは、じゃっかん大きなレンジって感じで勝ててます。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
こういったトレンドが発生したところや、RSIが張り付く、ボンドウォークがあるような箇所では負けちゃいます。
大きめのレンジには強いけど、トレンドには弱いって感じですね。
それでは、ちょっとだけイジってみましょう
ボリンジャーバンド2σ×RSI70+移動平均線
先ほどのボリンジャーバンド2σとRSI70に、さらに移動平均線200MAの傾きをフィルターで入れてみました。
移動平均線200MAが上向きの時は買いのみ、下向きの時は売りのみとなります。
結果はこちら。
おぉ!!
きれいな右肩上がり・・・というわけではありませんが、そこそこ良い右肩上がりですね。
もうちょっといろいろイジればいい感じのEAになるかもしれませんね。
ボリンジャーバンドとRSIの第二の手法
それでは、次の手法です。
買い
ボリンジャーバンドの+1σをローソク足の確定足がブレイクし、RSIが50%以上の時にエントリー。
決済の利確+2σ、損切は移動平均線20MAにローソク足の確定足がタッチした時。
売り
ボリンジャーバンドの-1σをローソク足の確定足がブレイクし、RSIが50%以下の時にエントリー。
決済の利確-2σ、損切は移動平均線20MAにローソク足の確定足がタッチした時。
そんなに複雑ではないけど、逆張りじゃなくて、順張り?
その通りです。順張りになります。利確幅は狭めですね。
ボリンジャーバンド1σ×RSI50のバックテスト結果
バックテストの結果はこちら。
きれいな右肩下がりw
これは、これ以上の検証は必要なさそうですねw
ちょっとだけチャートを見てみましょう。
※青〇がロングで赤〇がショートです。
ボリンジャーバンドの1σなので、エントリーポイントが非常に多く、売り買いを繰り返す損失製造機ですね。
こりゃダメですね。
まとめ
ボリンジャーバンド2σ×RSI70はかなり良い結果が出ましたね!
裁量でも十分戦えそうな手法です。
ネット上では、ボリンジャーバンドのRSIのダイバージェンスやプライスアクションを組み合わせることで、さらに精度が高くなるとの記載もありました。
ダイバージェンスまではちょっとハードルが高いので、今回の検証はここまで!
前回記事のボリンジャーバンドと移動平均線の手法(トレンド)と組み合わせるのも面白そうですね!
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